顎関節症。顎が痛い。
こんにちは。西船橋、パステル歯科医院、院長の権藤です。
最近の初診の患者さんが、上の親知らずが痛くて口が開かない、、
と言う主訴でいらっしゃったのですが、
よくある症状です。
親知らずが原因で、口が開かなくなることはよくあります。
しかし、いろいろと話を聞いて、口腔内を診てみると、どうも、親知らずが原因ではないみたいでした。 本当に口を開けることができず、口を開けると痛そうでした。
レントゲンなどの検査で僕の診断は
「顎関節症による開口障害。」
では、こんな時はどうするか?
難しい事を書くとA4,10枚になってしまいますが、、
要はずれてしまった関節、骨の状態を正しい位置に戻します。
「うわーー、痛そう、、、」
「そんなには痛くないです!」
でも、ちょっとだけ痛いです。
僕が患者さんの下顎の奥歯に親指を置いて、ちょっとだけ力を入れる、
「ガコ、ガコ。」って。
そうすると、ちゃんと口が開きます。
この患者さんは、診断を誤ると
「あー、親知らずが原因ですねー。 炎症ですから抗生剤を飲んで、よく、うがいをして下さいね。」
デ、おわってしまいます。
いやーッ、がんばって勉強します。