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2017年4月 7日

こんにちは 西船橋 パステル歯科 椋棒です。

今回は入れ歯のお話

古くから人は、なくなった歯を取り戻そうと悪戦苦闘し、そこから入れ歯というものが考え出されたようです。

世界で最も古い入れ歯らしきものは、エジプトで発掘された紀元前2500年頃のものと言われています。

日本では奈良時代の頃からすでに入れ歯とおぼしきものがあったようですが、現存する有名なものとしては延宝3年(1675年)に没した柳生飛騨守宗冬の埋葬された墓所から発見された総入れ歯だそうです。

ずいぶん昔から、人は歯に関する悩みを抱え、何とかしようと考えていたようですね...

それではまた会いましょう

2017年2月20日

こんにちは 西船橋 パステル歯科医院 勤務医大島です。

歯の保存が再認識されてきている時代ですが、どうして歯の保存にこだわるのでしょうか?
それは社会的に健康志向が高まり、残存歯数と健康寿命などの関係性も明らかになってきており、自身の歯で咬むことの大切さが認識されてきているからだと思います。
また移植など歯根膜の機能や可能性が報告されていることも歯の保存への再認識につながっていると思います。

近年インプラントの発展や成功率などが高まって、患者さんもインプラントに介入しやすくなった気がします。
しかし、隣在歯や対合歯との調和という点では、不変のインプラントが年齢的変化をする生体と共存できるかは疑問であります。

2017年2月 8日

こんにちは 西船橋パステル歯科 椋棒です。

私は週に一度、総合病院の口腔外科というところで働いています。
口腔外科というと、親知らずの抜歯を思い浮かべる方がほとんどだとお思いますが、その他に口腔乾燥症、口腔腫瘍、外傷、重度の顎関節症など様々な患者様に出会うことがあります。

歯だけに関わらず、口の中で気になることがありましたら、どんな小さなことでも歯医者さんで相談することで解決することもあるかもしれません。

2017年1月31日

こんにちは 西船橋 パステル歯科医院 勤務医の大島です。

根分岐部病変は辺縁歯周組織からの炎症の波及、外傷性咬合、エンドーぺリオ病変などによって生じる。それと歯根の形態・離開度やルートトランクの長さ、エナメル突起など局所的因子もかかわっている。

根分岐部病変は原因の確定と病変の広がりに注意にで、デンタル写真とファーケーションプローブによる検査が必要です。
デンタル写真では、ルートトランクの状態、歯冠歯根比、歯根の状態(長さ、形態、湾曲度、分離度、離開度など)をよく確認する必要があります。

2017年1月20日

こんにちは 西船橋パステル歯科医院 勤務医の椋棒です。

12月より勤務し現在1ヶ月になります。
大学病院の口腔外科出身のため、ブログの内容に偏りが生じる場合がありますがご容赦ください。

今後はしばらく大島先生と交代で書いていくことになりますため、よろしくお願いします。

2017年1月13日

こんにちは 西船橋 パステル歯科医院 勤務医の大島です。

明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。

まず、お知らせがあります。ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、パステル歯科医院に新しい先生が入社しました。椋棒先生と言います。口腔外科出身の渋めの先生です笑
これからブログ更新も椋棒先生も一緒にしていきますのでよろしくお願いします。

あと、私事ですが三月の中旬で退社することになりました。
のこり二ヶ月ほどですが、引き続きよろしくおねがいします。


2016年12月27日

こんにちは 西船橋 パステル歯科医院 勤務医の大島です。

上顎、下顎小臼歯の咬合面には中心結節を認めることがあります。
萌出に伴い、対合歯と咬合接触し始めたときに中心結節が破折してしまうと、細菌感染を起こし、歯髄炎または根尖性歯周組織炎を引き起こすことがあります。

歯根未完成時におこるとアペキソゲネーシスかアペキシフィケーションを行う必要がある。

中心結節周囲をコンポジットレジンで補強することで破折をおこさず段々と咬耗すると第二象牙質が添加され予防することができます。


2016年12月13日

こんにちは 西船橋 パステル歯科医院 勤務医 大島です。

今回はCTによる診断項目を書きます。
・複根歯の各根の根尖病巣の有無
・根管の有無(狭窄根管や閉鎖根管)
・根管の分岐、吻合の確認
・根尖病巣の大きさ
・パーフォレーションの有無とその三次元的な位置
・上顎であれば上顎洞と根尖の位置関係(歯性上顎洞炎の診断)
・下顎であれば根尖病巣と下顎管の位置関係
・根尖部フェネストレーションの有無
・エンドーぺリオ病変の骨縁下欠損の状態

診断に悩むときや三次元的な把握をしたいときなどにCTは非常に便利かと思います。
しかし、不必要に患者さんを被爆させてはいけません。臨機応変に活用したいですね。

2016年12月 6日

こんにちは 西船橋 パステル歯科医院 勤務医の大島です。

普段、日常診療の中で診断する上でなくてはならないデンタルエックス線ですが、正常なエックス線像と比較することでその歯の診断ができます。

正常な歯周組織のエックス線像は
・歯根全体が歯槽骨内におさまっている
・鮮明な歯槽頂線と歯槽硬線が直角に連続している。
・鮮明な歯槽硬線と歯根膜腔が薄く均等な幅で写っている
・鮮明かつ明瞭な歯槽骨梁である。
・上顎では上顎洞底線が明確に写っている。

治癒の判断をする上でも大事です。

2016年11月30日

こんにちは 西船橋 パステル歯科医院 勤務医 大島です。

ブラキシズムとは、咀嚼筋群が異常に緊張し、咀嚼、嚥下、発音などの機能的な運動と関係なく、非機能的に上下の歯を無意識にこすり合わせたり(グライディング)、くいしばったり(クレンチング)、連続的にカチカチと咬み合わせる(タッピング)習癖である。

すなわち、上下の歯の間に食物がない状態で行われ、強い咬合力、とくに側方力が歯に加わる為、歯周組織に咬合性外傷を引き起こす危険性がある。
歯周炎にブラキシズムによる咬合性外傷が合併すると病変が急速に進行し短期間に重度の歯周炎へと発展しやすい。
次回は治療についてお話します。

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パステル歯科医院院長 院長 権藤暁曠

パステル歯科医院
院長 権藤暁曠

http://www.pastel-dc.jp/

【略歴】
1992年3月
昭和大学歯学部卒業
2002年8月
パステル歯科医院開業

・バイオインプラントアカデミー会員
・船橋歯科医師会日本歯科医師会会員
・葛飾中学校校医
・日本口腔インプラント学会会員
・カルシテックインプラント認定
・IATインプラント認定
・国際歯周内科学研究会会員