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2011年4月29日

 こんにちは。西船橋、パステル歯科医院、院長の権藤です。

 最近の初診の患者さんが、上の親知らずが痛くて口が開かない、、
と言う主訴でいらっしゃったのですが、

 よくある症状です。
親知らずが原因で、口が開かなくなることはよくあります。

 しかし、いろいろと話を聞いて、口腔内を診てみると、どうも、親知らずが原因ではないみたいでした。 本当に口を開けることができず、口を開けると痛そうでした。

 レントゲンなどの検査で僕の診断は
「顎関節症による開口障害。」


 では、こんな時はどうするか?
難しい事を書くとA4,10枚になってしまいますが、、


 要はずれてしまった関節、骨の状態を正しい位置に戻します。
「うわーー、痛そう、、、」


 「そんなには痛くないです!」

 でも、ちょっとだけ痛いです。

 僕が患者さんの下顎の奥歯に親指を置いて、ちょっとだけ力を入れる、
「ガコ、ガコ。」って。

 そうすると、ちゃんと口が開きます。

 この患者さんは、診断を誤ると
「あー、親知らずが原因ですねー。 炎症ですから抗生剤を飲んで、よく、うがいをして下さいね。」

 デ、おわってしまいます。

 いやーッ、がんばって勉強します。

 

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パステル歯科医院院長 院長 権藤暁曠

パステル歯科医院
院長 権藤暁曠

http://www.pastel-dc.jp/

【略歴】
1992年3月
昭和大学歯学部卒業
2002年8月
パステル歯科医院開業

・バイオインプラントアカデミー会員
・船橋歯科医師会日本歯科医師会会員
・葛飾中学校校医
・日本口腔インプラント学会会員
・カルシテックインプラント認定
・IATインプラント認定
・国際歯周内科学研究会会員