歯周病、歯周内科。
こんにちは。西船橋、パステル歯科、院長の権藤です。
前回も歯周内科の事を書きましたが、今日はその補足的な感じで、、
薬を内服して歯周病菌をやっつける治療法の事は書きましたが、タバコ、喫煙者にはあまり
効きません。
歯周内科で使用する薬は、ばい菌をやっつけてくれる「白血球」のなかに
取りこまれます。
白血球は細菌を貪食して、お腹がいっぱいになると破裂して死んでしまいます。
その破裂する時に、取りこまれていた薬の成分が爆弾のように周囲に放出されます。
そうして菌は死滅していく訳です。
喫煙者の毛細血管は、とてもとても細く、白血球が入っていけないほどなんです。
ですから、喫煙者にこの薬は効きづらいんです。
全く効かない訳ではないですが、顕微鏡検査をすると、歯周病菌がへってはいるけど、
まだ残っている事が多いです。