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2016年6月27日

こんにちは 西船橋 パステル歯科医院 勤務医の大島です。

今回は前回、お話した咬合性外傷の続きを少しお話します。
咬合性外傷は一次性咬合性外傷と二次性咬合性外傷があります。

一次性咬合性外傷は、歯に過度な咬合力が加わることによって歯周組織に外傷が生じたものです。
二次性咬合性外傷は、歯周炎の進行によって支持歯槽骨が減少して咬合負担能力が低下した歯に生じる外傷であり、生理的な咬合力によっても引き起こされる。

咬合性外傷を引き起こす咬合を外傷性咬合といい、歯列不正、早期接触、咬頭干渉、ブラキシズム、過剰な咬合力、側方圧、舌と口唇の悪習癖、食片圧入などが原因です。
咬合調整は重要な処置です。

2016年6月21日

こんにちは、パステル歯科医院 勤務医の大島です。

咬合性外傷で痛みなどの症状を訴えて来院される方は少なくありません。

咬合性外傷は過度な咬合力や側方力などの異常な力によって引き起こされる深部歯周組織、すなわちセメント質、歯根膜ならびに歯槽骨の傷害であります。

歯の動揺と咬合痛、X線写真における歯根膜腔の拡大および垂直性の骨吸収像が主な特徴です。

次回もまた咬合性外傷について少しお話します。

2016年6月14日

こんにちは、西船橋 パステル歯科医院 勤務医の大島です。

前回の喫煙と歯周病についての続きですが、喫煙は歯周病の治癒を遅らせます。
そのため、喫煙者より非喫煙者のほうが治療結果は良好です。
しかし、重度の喫煙者でも、禁煙すると歯周病に対するリスクが減少することがわかっています。

よって、喫煙者の歯周病の治療には禁煙がとても重要となってきます。
場合によっては、禁煙外来などが必要かと思います。

2016年6月 6日

こんにちは 西船橋 パステル歯科医院 勤務医の大島です。

喫煙は歯周病の環境因子からみた最大のリスクファクターとしての強い関連性が示されており、喫煙者は非喫煙者に比べて2~8倍、歯周病に罹患しやすいそうです。

血中のニコチンの毛細血管収縮作用により症状の発現がわかりにくいです。
つまり知らぬ間に歯周病が進行しているということがありえます。

次回も喫煙と歯周病についてお話します。

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パステル歯科医院院長 院長 権藤暁曠

パステル歯科医院
院長 権藤暁曠

http://www.pastel-dc.jp/

【略歴】
1992年3月
昭和大学歯学部卒業
2002年8月
パステル歯科医院開業

・バイオインプラントアカデミー会員
・船橋歯科医師会日本歯科医師会会員
・葛飾中学校校医
・日本口腔インプラント学会会員
・カルシテックインプラント認定
・IATインプラント認定
・国際歯周内科学研究会会員