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2016年11月30日

こんにちは 西船橋 パステル歯科医院 勤務医 大島です。

ブラキシズムとは、咀嚼筋群が異常に緊張し、咀嚼、嚥下、発音などの機能的な運動と関係なく、非機能的に上下の歯を無意識にこすり合わせたり(グライディング)、くいしばったり(クレンチング)、連続的にカチカチと咬み合わせる(タッピング)習癖である。

すなわち、上下の歯の間に食物がない状態で行われ、強い咬合力、とくに側方力が歯に加わる為、歯周組織に咬合性外傷を引き起こす危険性がある。
歯周炎にブラキシズムによる咬合性外傷が合併すると病変が急速に進行し短期間に重度の歯周炎へと発展しやすい。
次回は治療についてお話します。

2016年11月21日

こんにちは 西船橋 パステル歯科医院 勤務医の大島です。

ルートトランクとは根幹のことであり、複根歯のセメントーエナメルジャンクション(CEJ)から根分岐部までの部位を指します。

ルートトランクが短いと清掃性が悪く、根分岐部病変を発症しやすいとされています。
ルートトランクを十分に有する歯は、歯周病による骨吸収が起きても、根分岐部が露出しにくいことから、根分岐部病変を起こしにくいとされます。
しかし、歯周病の進行により、根分岐部が露出されてしまうと保存が困難になってしまうことが多いです。

2016年11月15日

こんにちは 西船橋 パステル歯科医院 勤務医大島です。

妊娠すると、ホルモンバランスの変化やつわりで口腔環境が変わり、口腔衛生管理が不良になると、妊娠関連性歯肉炎・歯周炎の発症・悪化が生じます。

慢性的な炎症状態により血液中にケミカルメディエーターが放出され、早産・低体重児出産の頻度が高まる可能性も報告されています。
早期発見・早期治療を行うことは重要であり、疾患に罹患しない為の予防処置を行うことはさらに重要です。

また、歯科処置を行う際にも麻酔や投薬において、注意する点もあります。

日頃から、口腔衛生管理を徹底することも心がけましょう。

2016年11月 7日

こんにちは 西船橋 パステル歯科医院 勤務医の大島です。

近年、コンポジットレジンの審美性、機械的強度、操作性がさらに向上し、世間的な認知度も上がっている為、メタルフリー化が進んでいるように思います。
保険診療の流れでもメタルフリー化が進んでいると思います。

接着技術の向上もあり、今まででは銀歯で修復していたものがレジンでという流れになっています。
理にかなった修復方法だと思いますし、患者さんの満足度もあがります。

ちなみに、接着剤としては、最近、クラレさんのメガボンド2がでたみたいで、さらに改良されて良いみたいです。

2016年11月 1日

こんにちは 西船橋 パステル歯科医院 勤務医の大島です。

動揺歯の動揺の原因が炎症なのか早期接触やブラキシズムなどの外傷性咬合が関与しているのか、注意深く判断すべきである。
とくに、睡眠時のブラキシズムは過度な外傷力が働くので注意です。

動揺が著しい場合は咬合調整や暫間固定が必要な場合があるが、基本的には感染細菌に対する治療を優先すべきです。その後も動揺が残る場合は咬合調整や暫間固定を行い、変化を評価した上で、永久固定の必要性と範囲を判定したり、オクルーザルスプリントを製作したりする。

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パステル歯科医院院長 院長 権藤暁曠

パステル歯科医院
院長 権藤暁曠

http://www.pastel-dc.jp/

【略歴】
1992年3月
昭和大学歯学部卒業
2002年8月
パステル歯科医院開業

・バイオインプラントアカデミー会員
・船橋歯科医師会日本歯科医師会会員
・葛飾中学校校医
・日本口腔インプラント学会会員
・カルシテックインプラント認定
・IATインプラント認定
・国際歯周内科学研究会会員